ギルダンの徒然日記+

主に趣味関連…だけではなく色々と研究のことも含め書いてるブログ。

思考整理:Fate/Extra関連の解釈・感想

最近Fate関連ばっかりでごめんなさい。割と書きたいことが多いので…という感じ。
今回は「FGOCCCコラボ」に際して、BBや白野はどういう立ち位置にいるのか、どういう矛盾が存在し、それはどのように解決(解釈)可能か、っていうところを色々考えてみようて感じ。
ぶっちゃけね、最近ネガティブに見すぎな人多いんでこういう方向性もあるんやで、とか、他にポジティブな見方だとどういうのあるか、ってのが見たいので色々話出してみようという。
ではやってみましょ。
ついでに感想はこちら
FGO:CCCイベント考察編 - ギルダンの徒然日記+
FGO:CCCイベント考察編・後編(あの人出てきてから) - ギルダンの徒然日記+
FGO:CCCイベント感想:追記 - ギルダンの徒然日記+




01.物語関連の思考
まず今回の前提として、最新のものがたりである「エクステラ/ZERO(ttp://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html)」も勘案にいれて考えます。
その時点でネガる人も多いけど、原本を見なければ始まらないし、ここからでも色々プラスに考えられるのーよ、という感じで。
なお自分は「岸波白野(女性)」を想定しておりまして、角隈君(ひむてん呼称)の方がサブに見ていますが、この辺は自分が基本女性主人公で通してるからなだけなので入れ替え可能です。ご容赦をば。



◯全体の俯瞰と気になる点
まずまぁ本編は先述のURLを見てもらうとして、自分としては気になる点をば。
・CCCの物語は5回戦〜6回戦の間となり、玉藻は全ての事を覚えている+恐らく岸波白野は全て忘れているということ
・CCCにおけるCCCEDの存在
まー凄くざっくり言えばこの辺が気になる部分でありましょう。
CCCコラボでよく言われる「BBのコピー存在」の問題もその辺かとは。
この辺で現れる矛盾とは以下の通り。
・サーヴァントEDであればいいとして、コラボ時空ではCCCEDも一応記録として残っているということ
=別の展開の記憶が残っていて、それらが両方共行われている?ということ。
・BBが送り出した記憶(CCCED準拠)とエクステラの存在(CCCEDだと主人公は地上に行く)



ざっくり言えばこの二つ。
この二つを個人的にはこんな感じで複数の通りに解釈出来ると見ています。
1・記録に関してはムーンセルだからこそ残せる(キアラ等中心人物のみ)ため、CCCEDは記録のみの存在
2・CCCEDとサーヴァントEDの両方をムーンセルが記録として残し、一方は地上へ、一方は月の表側へ返した



個人的には二番目の方で考えてます。というかこの方向の方が色々と面白く考えやすい。
簡単にいえば現在EXTRA世界には「月にいる白野(AIからマスターへ)」、「地上にいる白野1(地上にいる人間。生前エミヤと接触?)」、「地上にいる白野2(桜と一緒に生きる)」という3人の岸波白野がいるのかな〜とは。
これなら諸々の問題やキャラ関連の不満も大体解決出来る…というか「サーヴァントEDとして帰った玉藻」と、「CCCEDで送り出したBB」が共存出来ると思っています。
地上に同じ人物が二人いることに関してはまーイレギュラーは起きないでしょう。この世には同じ顔をした人物が三人はいるというし、たまたま30年後に同じ名前で同じ顔の人が生まれたと思えばええ。



さて、この方向で考えると、CCCコラボがすんなり解決出来ます。
・CCCEDが同時並列的に起きているため、送り出したBBも記録としているという状態(ムーンセル側は裏側の記憶は大体消去・封印してるけど、裏側と表側の視認していない領域については見ていない=CCCEDは残る)
・上記のように記録自体は封印していたが、記録の可能性の一つを手繰り寄せられるFGOキアラを利用してゼパルがCCCキアラ案件を作り出し、別な形でセラフを生み出した為この案件自体を封印・消去すべく始動
・その際、封印していた記録(ムーンセルにおける座のようなもの)からBBを作成(召喚)、平行世界に送る
・ムーンセルBBはキアラに生み出されたAI達(キアラBB含む)を視認、CCCイベントの流れへと移行
って感じ。ついでに言えば
・ムーンセルBBはこんな流れで作られ送られたのでムーンセルしか作れない+白野を送り出したところまでの記憶のみ
・更に言えばカルデアからは召喚出来ない=イベント限定なのは仕方なし。
・ムーンセルBBはムーンセルに送り出された先では自身の強化をするには同種の存在から能力を奪う方向になる>キアラBB/GOの討伐へ。
・メルトとリップがこの期間中召喚出来たのは、FGO世界において縁が出来た+BBがカルデアのシステムを利用して作成しているから?
・(つまり、メルトとリップだけいるカルデアでは、BBは仕事が終わり次第帰ったとも解釈できる)
・結果、どう見てもメルトとリップは「キアラの影響を受けた同型のAI(記録保持)」って感じ=記録を持って転生した別人なので、「別人やんけ」ってのは「別人やからな…」という。その部分に関しては解釈違いはない(感想違いはあるけどそれはしゃあないからなんも言わんし関わらん)。
・他で例を挙げるならば(魔界…でもないけど)転生系のキャラクターの転生前がCCCメルト・リップであり、「転生以前の記憶がある形での転生」されたのがFGOメルト・リップとなる。ついでにいうと「別世界の記憶に食われた」のがFGOキアラ。こっちのケースはメガテンの転生系(1のヒロインとか)にあるやね。
・多分やろうと思えばキアラ側は再吸収してメルト・リップの出番終わり、みたいな感じにも出来たとは。
・因みにCCCの同一個体に関してはキアラに食われた時点で既に…って話ではあるので割愛。エクステラに出るとしたらかなりイレギュラーな感じになりそう。
・この辺、すんげー簡単に物語の都合だけで見れば「スパロボにおける同一人物」とか「ライダー映画世界」「マーヴルにおけるマルチバースの違い」に、他世界の記憶が混ざったって話。物語の都合で設定やキャラが変わることはままあるし、それをどう思うかは感想の話。(例:種運命キャラとファフナーキャラとの邂逅とか、様々な時空に存在するデッドプールとか)



02.CCC〜テラにおけるメインキャラに関する気になる点(解釈でなく感想)
・ネロ…ほぼなし。てか大体ネロは中心となっている。逆に言えば玉藻にちょっと譲ってあげて…な感想もちょっとあり。この辺難しいよね…。
・エミヤ…ある意味で、「同時に男女主人公が存在する」という状況を作る為に犠牲となったが、そのあり方はまさしく正義の味方であり、弱い者を放って置けない無銘らしいあり方ではある。
・玉藻…正直キャラの扱いで一番可哀想なんで救済はほしいかな…とは。解釈じゃなくて感想だけどね。テラ2で玉藻側がメインになるパラレルでないストーリーが欲しいところ。
・BB…CCCで話が終わっている。彼女にとっては白野と桜を現実世界に送り出した時点でハッピーEDだった。式における識。
・メルト・リップ…失恋して新たな事を思考する矢先でキアラに食われる。そらコラボでもああなるよ。
・キアラ…彼女の場合、どこにいても本性に影響される(自らの起源に食われる)のが可哀想ではある。FGOキアラの真っ当な善性が見たくもあるしどっかでスピンオフかかれないかなとは。イベント本編で書けないのは彼女に割きすぎても…って部分が多いし。
・主人公たち…なんか気付けば個性が両方共についたから、うまいこと両方共生き残ってマスターやる展開も欲しいな〜って思った昨今。とりわけザビ子がね…。まぁ最終的にはひむてん時空に期待する方向か。




取り敢えず吐き出したかったのはこの辺。最近雑記帳みたいになってるけどまー気にしないでおくれやす。
そろそろなんか別ゲの攻略メモまた書きたいし色々考えよう。パワスト1とかね。
ともあれツッコミどころとか、こここう考えるのはどう?とか前向きな意見等あればオナシャス。